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自分の味覚-1   洋食編


2013年9月にFacebookを始め、その中からどの様に美味しかったかに触れている食レポだけを4つの料理種類毎に時系列で集めてみた。


美味しいと評判のハンバーガー屋さん、Shake Shackへ。
ニューヨークに5店あり、どこもいつも長~い行列が出来ていて、一度は行かなくっちゃと思っていた。
で、食べてみたら、最初の一口で感激。
美味しいステーキの味が詰まってる感じ。
お肉の旨みをここまで堪能できるハンバーグは初めての経験。
今まで食べたハンバーグの中で、断トツ一番の美味しさ。
ニューヨークに行ったら、絶対にShake Shackへ行くべき。
本当にハンパ無く美味しいから!

Facebook 2013年11月1日


NYハンバーガーのShake Shack 、再び。
やっぱり凄く美味しい。
ジューシーというのが適切な表現だと思う。
一口食べただけで、肉の旨味が口の中にワッと広がる感じ。
焼きすぎず、まだ赤身が残っているのも、良し。

Facebook 2013年11月3日


いつもの「キッチン飛騨」で、飛騨牛ステーキを。
和牛霜降りを食べて、思わず出る言葉は「あ、柔らかい」。
でも、牛肉の美味しさの基本は、柔らかさでは無くて、肉の旨味のはず。
和牛を食べて、「柔らかい」と言う前に、「旨い」と思わず言える牛肉を求めているのだけど、まだ出会ったことが無い。
肉の旨味だけで言えば、NYのShake Sharkハンバーガーの方が格段に上手。
「肉の旨味」と「霜降りの柔らかさ」の両方を堪能出来るステーキ屋さんは、あるのかな?

Facebook 2014年3月29日


イタ飯、美味しい!
イタ飯って、トマトを煮込んだ濃い味の料理だと勝手に思ってたんだけど、どの料理も薄味で、日本人好みなんだね。
パリの街角レストランに入って、これまで美味しいと思ったことが一度も無かったのだけど、イタリアはどこで食べても凄く美味しい。
イタリアに入って1週間になるけど、朝昼晩ずーとイタ飯を食べていて、全く飽きていない。
自分にとっては、日本飯を懐かしいと思うことが無い、画期的な出来事。
Facebook 2014年4月21日


9日間のイタリア旅行も、これでお仕舞い。
良く歩き廻ったが、同時にイタ飯を食べまくる旅でもあった。
飛行機待ちの間に、イタ飯の感想を3回。

スパゲッティーも含めてパスタを嫁さんと2人で20種類以上食べた。
感心したのは、
①必ずアルデンテ(かなり固ゆでで、小麦の風味を感じる)
②素材を生かした薄味
③主食じゃないので、ちょっと少なめ(日本人にはちょうど良いサイズ)
そして、何と言っても、どれも美味しかった。
自分好みは、シンプルなトマトソースで、ちょっと太めのバリラNo.5麺。
ちなみに、フォークだけで食べるのが普通らしく、スプーンも一緒に出てきたのは1回だけだった。

Facebook 2014年4月23日


イタ飯の感想、2つ目。
イタ飯の特徴は、素材を大事にしていること。
このトマトスープが、全てを物語っていると思った。
トマトスープって、やたらに香辛料で味付けしていて、濃い味だと思っていた。
でも、これはトマトスープの味では無くて、トマトそのものの味がした。
薄味で、ペロッと食べて(飲んで)しまった。

Facebook 2014年4月23日


イタ飯感想の最後。
どこで何を食べても美味しかった。
でも、口に合わなかったのが2つだけあった。
一つ目は、Cold Cutというハム&ベーコンの盛り合わせ。
生ハムも固めで味が濃くて今一つだったけど、びっくりしたのはベーコン。
白い脂身だけで、かつ塩味が物凄くて、ちょっと付いていけなかった。
別の時に、生ハム&メロンを食べたけれど、こちらは期待通りの味だったので、なんか特別な種類のハム&ベーコンを頼んでしまったんだろうね。
もう一つが、昨夜のウチワ・カツレツ。
フランス料理にも平べったいカツレツがあるけれど、こちらはワラジの大きさ。
さらに大きいウチワ大のミラノ風カツレツは、自分にはちょっと大きすぎた。
でも、9日間食べまくって、外れたのが2品だけというのは、凄く優秀な成績。
パリの街角レストランは、毎回必ず外れるので。
Facebook 2014年4月23日


ロンドンに来た目的の一つは、NY名物ハンバーガーShake Shackの唯一の海外店を訪れること。
夕飯として、早速ダブルバーガーを。
やっぱり、Shake Shackは美味しい。
正直に言うと、NY店の方が肉のジューシー度合いがちょっとだけ高いけれど、それでも充分に美味しい。
NY店にはそれだけのために日本から行く価値があるけど、ロンドン店にはパリから行く価値があると言った感じ。
Facebook 2014年4月24日


やって来ました、大雪山の麓、上川町にある「フラテッロ・ディ・ミクニ」。
三国シェフが共同経営者になっている。
フレンチだと思っていたら、素材を大事にしていて、自分が大好きなイタリアン。
最後に三国さんから任されているシェフと話が出来て、地元で取れる野菜と海のものを大事にするイタリアンがコンセプトとのこと。
フレンチは香辛料をこねくり回した濃い味が多いけれど、ここはどれも薄味で、素材の味を大事にしているのが良く分かった。
大雪山の絶景を見ながら、美味しい料理が食べられて、満足!
Facebook 2014年6月12日


「外国人に人気のレストラン」と言うWeb記事。
第2位にランクされた高山の飛騨牛ハンバーガーが非常に気になる。
和牛は、柔らかさにこだわる反面、肉の旨味は少ない。
(和牛を食べるとみんな思わず「柔らかい」と言うけど、思わず「旨い」と言う人はいない)
したがい、和牛を使ったハンバーガーは、基本的に肉の旨味が少ないので、美味しくは無いはずと思っている。
でも、柔らかさよりも旨味に拘る海外の人が美味しいと言っているのだから、一食の価値がありそう。
それにしても、Center4 Hamburgersと言うお店、高山を普通に歩いていて気が付かなかったな。
今度行かなくっちゃ!

ちなみに、外国人ランキングでは、数寄屋橋「次郎」のお鮨よりも美味しいことになっている。
http://news.livedoor.com/article/detail/8939934/
Facebook 2014年6月16日


数ある日本レストランの中から外国人が2位に選んだ飛騨高山の「Center 4 Hamburgers」へ勇んで行って見たら、なんと定休日で、ガッカリ。
明日の昼に再度トライすることにして、飛騨牛1食目は、焼き肉屋さんへ。
以前から気になっていた広々とした店内のお店へ。
飛騨牛の良いところのお肉3種セットを頼んだのだけど、結論は残念ながら「柔らかいだけ」。
お肉の旨味が、ほとんど(全く)無かった。
Facebook 2014年8月13日


飛騨牛2食目は、我が家の定番「キッチン飛騨」でステーキを。
初めて来た時にうんちくを聞かせてくれたマスターに、「和牛を一口食べるとみんな柔らかいと言うけど、思わず旨いと言ってしまうお肉が食べたい」と、ちょっと意地悪だけど素直なお願いをしようと思ったら、今日はマスターはお休み。
作るのを見ていたら、タマネギの上で蒸して、バターとニンニク、レモン、ブランデー、さらに?(秘伝)のソースを加えて焼いていて、早い話が全て「臭み消し」。
こんなにこれでもかと臭み消しを入れたら、お肉の旨味まで全部飛んで行っちゃうじゃないと思いながら、食べてみたら、あら美味しい。
ステーキのワイルドな肉の旨味では無いけれど、いわゆる日本の洋食屋さんの美味しさ。
海外に行くと日本食が恋しくなるけれど、自分の場合は、和食では無く、日本の洋食屋さんの味が恋しくなる。
例えば、ポークソテーとか、メンチカツとか。
海外で和食を美味しく食べることは出来るようになったけれど、日本の洋食屋さんの味を海外で食べることは出来ない。
今日の結論は、「和牛ステーキは日本の洋食屋さんの延長線上として味わうべき」。
そして、今日のキッチン飛騨のステーキは素直に美味しかったけれど、でも、毎週の様に食べていたダラスの「トレールダスト」のTボーンステーキとは全く別の食べ物だということに気が付いた。
塩だけで焼いたアメリカの牛肉は、お肉の旨みがたっぷり詰まっている。
そう言えば、月齢30ヶ月のアメリカ牛肉の輸入が解禁になってから、東京のステーキ屋さんが美味しくなったと話題になっている様なので、食べに行かなくっちゃ。
色んなことを考えながら食べていたので、長文で失礼!
最後に一言、日本の洋食屋さんの味を楽しむには、飛騨牛ステーキはあまりにも高すぎる。
そして、新たな疑問が一つ沸いてきた。
海外の人は、お肉の旨味を求めて食べに来ていて、この味と値段に満足しているのかな?
Facebook 2014年8月13日


昨日は閉まっていて食べられなかったCenter 4 Hamburgerへ行ってきた。
普通のハンバーガーを760円で出しているのに対し、飛騨牛バーガーは2300円と破格のお値段。
超粗挽き肉が使われていて、ひとくちガブッと食べたら、お肉の固まりがゴロゴロ入っている様で、ワイルドな食感。
そして、お肉自身が柔らかいので、決してボソボソとしている訳では無くて、ジューシー。
海外の人が、日本で2番目に美味しい料理と選んだのは、このワイルドな食感からなのかなと推測。
でも、肝心の肉の旨味があるかと言うと、残念ながら和牛の限界なのかなぁ、やっぱり今ひとつだった。
味をはっきりさせるためなのか胡椒が多めに入れてあって、胡椒よりも塩で味を整えれば良いのにと思ったのだが、実はお店を出てから2時間は舌がヒリヒリして困った。(タイ料理を本場で食べると困るのがこれ)
素材を大事にするべき料理に香辛料を沢山使うのはちょっと苦手。
毎度紹介しているけれど、NYのShakeShackのハンバーガーは、ひとくち食べただけで口の中にお肉の旨味がジュワッと広がる。
ShakeShackに少しでも近づいて、肉の旨味で勝負するハンバーガーが、早く日本に現れて欲しい。
ちなみに、開店と同時に入ったのに、開店前に並んでいた人で既に満席で、最後に空いていたカウンター席で出来上がるのを待つこと1時間。(席に座っているのにハンバーガーで1時間待たせるのも凄い)
その間も続々と人が来ていて、凄い人気。
雑貨屋さんの奥にある小さな扉が入口で、隠れ家レストランみたい。
海外の人がどうやってここを見つけるんだろう。
クチコミなんだろうな。
Facebook 2014年8月14日


またまたやってきました、上川町にある大雪山を望むイタリアン「フラテッロ・ディ・ミク二」。
野菜は、地元の上川町で採れたものだけを使っている。
と言うか、このレストラン専用に地元の農家に野菜を特注しているとのこと。
満足、満足!
野菜好きにはお薦めのお店。
イタ飯は野菜で成り立っていて、味があっさりしているのが良い。
Facebook 2014年10月1日


昨夜は「ミクニサッポロ」で夕飯を。
北海道の食材に拘ったフレンチで、海外では絶対に食べられない日本ならではの美味しさだった。
やはり、同じ三国の名前が付いていても、先日行った「ましけ町民娯楽センター」とは別格の味。
逆に、自分のブランド価値を下げることも躊躇しない三国シェフの郷土愛を感じた次第。
ちなみに、フランスで食べるフレンチは香辛料が強すぎて、美味しいと思ったことが一度も無いのだけれど、日本のフレンチは美味しい。
香辛料を抑えめにして、素材の味を大事にしているのが良く分かる。
素材の旨みを引き出すために香辛料を使ったとしても、けっして香辛料を前面に出させていないと食べながら感じた。
Facebook 2014年10月7日


ロッテリアが肉の日(29日)限定で国内各地の和牛を使ったハンバーガーを6月から販売していて、気になっていた。
10月の今日は飛騨牛バーガーとのことで、近所のロッテリアへ。
結果は予想通りで、X(バツ)。
「柔らかいだけで、肉の旨味が無い」という和牛そのものだった。
1、300円もしたけど、300円の普通のハンバーガーの方が、圧倒的に美味しい。
何でこんな商売をやっているのか理解に苦しむ。
Facebook 2014年10月29日


以前から気になっていた立ち食いステーキ屋の「いきなりステーキ」吉祥寺店へ。
1g10円のお肉を300gという結構な投資をしたのだけど、ステーキの下に玉ねぎが敷かれて出てきて、とてもガッカリ。
そして、お肉の上にニンニクチップが乗っていて、ガッカリの追加。
臭み消しとしての玉ねぎやニンニクは、お肉の旨味消しにもなってしまうので。
さらに、お肉がパサパサしていて、そもそものジューシーな旨味が無くて、自分にとっては完全に外れ。
Facebook 2015年2月19日


タイ飯三昧の地方出張1週間が終わったので、バンコクの美味いもの探しに戻って、今夜は「美味しいステーキ屋さん」探し。
候補が2つあって、まずは自分の周りにいる人がみんな薦めている「アルゼンチン」へ。
お店の名前は南米だけど、お店を仕切っている人も、お肉も、アメリカ。
食べ物は何でもそうだけど、食べた瞬間に美味しいと思って唾液が出て来るか、バサバサしていると感じて唾液が出て来ないか、一口で直ぐに分かる。
そう言う意味では、このお店はバサバサの方で、残念ながら自分には向いて無かった。
お肉が、品が良すぎて、ジューシーじゃ無い。
Facebook 2015年12月6日


5年ほど前にアメリカの「バーガーキング」に突然登場した”ぶ厚い”ハンバーガー。
その名もXTで、Extra Thickの略。
チェーン店のハンバーガーでは「バーガーキング」が一番美味しいと思っていて、Double Whopperを週一のペースで食べていた。
そこに”ぶ厚い”が出てきて、アメリカに行った時は、週二で。
その”ぶ厚い”が、タイにも店舗限定で上陸しているのを発見し、目を輝かせながら、いそいそとやってきた。
ウーン、残念ながら、感激なし。
ついついNYのShake Shackと較べてしまう。
肉の旨味が全然違う。
美味しいハンバーガーの標準が、Shake Shackが登場して、完全に変わってしまった。
来月、外苑イチョウ並木のShake Shackへ行く予定なのだけれど、ますます早く行きたくなってきた。
ちなみに、ネットを見たら、このXT”ぶ厚い”は、日本でも2年前の一時期に売っていたらしい。
全く気が付かなかった。
Facebook 2016年1月10日


日本帰国2日目に待望の「Shake Shack」の外苑いちょう並木店へ。
NYでハート(&胃袋)を打ち抜かれてから、その日本進出をどれだけ待ち望んでいたことか。
このハンバーグを食べるために日本へ戻ってきたと言っても過言では無い。

で、味はどうだったかと言うと、推測していた通り残念ながら本場NY店には全く及ばず。
まずは定番のShake Burgerを食べてから、さらに何も挟んでいないShimple Buregerのパテだけを食べてみて、はっきり分かった。
肉の旨味が少なすぎる。
東京店が使っているのはオーストラリアのアンガス牛だけれど、NYで使っているアメリカのアンガス牛の肉の旨味は別格の様子。
さらに、焼きすぎでパサパサ(右の写真)。
NYでは中が赤みのままで(左の写真)、もっとジューシーだった。
日本の全てのハンバーガーと、NY ShakeShackとの根本的な差は、これなんだと思う。
ShakeShackなら日本でもパサパサにならない焼き加減でパテを提供するだろうと信じていたのだけれど、残念ながらダメだった。

肉の旨味に特化してハンバーガーを独断で評価すれば、
NY/Shake Shack:10
London/Shake Shack:7
東京/Shake Shack:6
バーガーキング:3
マクドナルド:1

Facebook 2016年2月22日


ウィーンに来て、昼飯は「シュテファン寺院」前のテラスでイタリアン。
ベルリンでは豚肉の塊とかソーセージばかりだったけれど、やっとホッと出来る味が食べられた。
ヨーロッパ料理ではイタリアンが一番自分に合っているみたい。
何故だろうと考えてみると、「過度に辛くない」、「香辛料が控えめ」、「素材の味を大事にしている」、それでいて「旨みはしっかり出ている」の4つかな。
Facebook 2016年4月16日


自分の味覚
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